CTA (コール トゥ アクション)を改善して、反響を呼び込む5つの条件

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<質問>

会社のホームページを運営しています。
新規の問合せが来るように意識して、この数カ月、ほぼ毎週のようにコンテンツを追加やサイトの改善に取り組んでいます。
その結果、色んな数字が以前よりも良くなりました。検索エンジンでの順位が上がり、アクセス数も増え、直帰率も大分下がりました。また、閲覧時間や閲覧PVも良い数字になってきました。
しかし、肝心のお問い合わせがなかなか増えません。
一体何がいけないんでしょうか。

<回答>

検索エンジンの順位が上がり、アクセスが増えたということは、SEO対策がしっかりできているということですね。また、直帰率が下がったというのも、ユーザーを魅了するコンテンツが作れている可能性が高いと思います。

では、何故お問い合わせが増えないんでしょうか。

<ユーザー視点からみたホームページ閲覧行動>

アクセス解析の内容を踏まえて、ユーザーの行動を想像してみましょう。
①あなたのホームページに訪れたことのなかった人が、検索エンジンからホームページを見つけました。
②あなたの会社のホームページを見つけ、内容がしっかり書かれていたので、数ページ閲覧しました。
③サービス内容や金額等の相場感もわかりました。
④その後、他にも同じような業者がないか探しに、検索エンジンの画面に戻りました。

ユーザー視点で①~②~③までは、SEOが出来て、質の良いコンテンツでユーザーを魅了できているのですが、次のステップ(お問い合わせ)に結び付けていないようですね。
では、④で、「他にも同じような業者がいないかな?」の代わりに、「ここに問い合わせてみようかな?」と思わせることができたらどうでしょうか?
今回は、この④「ここにお問い合わせてみようかな?」と思ってもらうための工夫について紹介したいと思います。

ユーザーの行動を促すCTAとは

コールトゥアクション

CTA (Call To Action) とは、広告用語の一つで、行動喚起や行動要請という意味です。
インターネットを閲覧していると、右のような画像を見た経験はありませんか?

このように、読み手のユーザーに次の行動を促すためのきっかけをCTAと言います。

同じ「お問い合わせボダン」ひとつとっても、ボタンに記載されているテキストが違うだけで反応率が何倍にも変わることがあります

どんなに良いサイトを作っても、CTAに問題があれば、反響を出すのは難しいでしょう。では、良いCTAとはどのようなものでしょうか?

ユーザーの行動を促すCTA、5つの条件

① 今まさにやりたい事を言語化していること

人が検索する時に、その後の自分の行動を予測しているとは限りません。検索結果の内容次第で、その人の行動が変わる場合があります。
このようなケースは、WEBサイト運営側が、次の行動を言語化して提案することが重要になります。

例えば、自分の滑舌に悩みを抱えている人が「滑舌」と検索するとします。検索する時点では、滑舌に関する何が出てくるのか想像していなかったのですが、良く見ると滑舌を良くするための書籍や、発声レッスンの体験申込み、個人ブログで滑舌を良くするためのノウハウ情報など様々な情報が出てきます。

その人は、これらの選択肢の中で、最もその人が「今まさにやりたい事」だとピンときたものを選びます。

書籍購入かもしれないし、イベントの無料体験かもしれないし、個人ブログを読む事かもしれません。
読み手に「ピン」と来るような行動を用意すること、それがCTAです。

② お手軽さを表現していること

今すぐ簡単にお申込みできるお手軽さが大切です。
理想的なのは、今ホームページを見ている状態で即座に行動(お問い合わせ・申込みなど)を完了できることが理想的です。
しかし、あまりにお手軽すぎるとキャンセル率が高くなるといった後工程の問題が発生する可能性があります。
最もお手軽なことがベストではなく、あなたのビジネスにとっての最適値を探ることが重要です。

③ リスクを感じさせないこと

ユーザーがインターネットを通じてお店や会社を探すことはメリットが多くある一方で、リスクがあるのも事実です。
(リスクの例)
・もしかしたら、商品やサービスの品質が低いかもしれない。
・もしかしたら、商品が届いたら、自分のイメージと違うかもしれない。
・もしかしたら、悪質な業者かもしれない。
・もしかしたら、無免許で運営している事業所かもしれない。

WEBサイトの運営者はユーザーのリスクを極力減らす努力をしたほうが良いでしょう。

例えば自動車の購入や、エステの年間契約のように、まとまった金額の買い物をする際は、「失敗したくない」という気持ちが働くものです。
そのような場合は、例えばファミリー向け自動車活用ノウハウ冊子や、エステの体験申込みなど、リスクの少ない行動を促すように設計することも大切です。

④ WEB経由で申し込んだ時の特典が明確であること

堅実で真面目なユーザーほど、特典が効果的に働く傾向があります。
つまり、他社のホームページではなく、あなたのホームページが選ばれる決め手になりえます。
WEBでの申込みで特別割引を行ったり、限定プランを用意したり、また、プレゼントや粗品を用意したりする等、業種業態により色んなパターンがあります。

⑤ クリックしたくなるデザイン表現であること

最終的に行動を決めるのは、読み手ユーザーの「心」です。
心が前向きに決断する時、気持ちはHOTでしょうか、COOLでしょうか?
多くの場合、HOTですよね?
HOTな感情を呼び起こすようなデザイン・色合い・言葉を選び、訴えかけることが大切です。

(参照記事)サイトの配色を決める時に抑えておきたい色の特徴とWEBデザイン

CTA変更を実践するには

ユーザーが行動を起こすトリガー(引き金)となるCTAは企画できそうですか?

キャンペーン単位・商品単位で、トライ&エラーをしていくと、それぞれ最適化したCTAを探しやすいと思います。

(参照記事)【保存版】会社ホームページに使いやすいボタン素材サイト(無料)

(参照記事)ホームページの目標設定は経営者の腕の見せ所

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TOMOKO

Written by: TOMOKO

中小企業のWEBコンサルタントとして、様々な業界にWEBサイトで新規顧客獲得のための企画・運営に携わり、その数は300社にのぼる。 株式会社S-FACTORY代表。 Google公認プロフェッショナル認定 Adwords初級・上級認定、Analytics認定 Google + Twitter

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