更新回数が多いほど成果が出る?! Webサイト運用における時間浪費の罠

<質問>

ホームページは毎日更新した方が良いと聞いてブログの投稿を頑張っているのですが、成果が出ているのかわかりません。
どれくらい続けていれば売り上げUPにつながりますか?

<回答>

どれだけ続けていても売り上げUPはおろか、アクセスアップにもつながりません。
Webサイト運用の仕組みをつくり、成果につながる内容の更新(改善)を行いましょう。

最近、たびたび同じような質問を受けるので、逆に「なぜ毎日更新したほうが良いと思うのか?」を聞いてみたところ。

  • たくさん更新したらSEOに良いと言われた。
  • 毎日ブログを書くとアクセスが上がると聞いた。
  • WordPressを導入しても毎日更新しないと意味ないと言われた。
    という返答がきました。

このように、サイトの更新自体が目的になっている場合は成果にはつながりません。
本来、サイトの更新は目的を達成するための手段でしかないのです。

ちょと厳しくいいますと、このような質問や疑問を持たれている方のほとんどは無駄に時間を浪費しています。
今回のご相談は、ある製造業の社長からいただいたのですが、状況を少し説明します。

社長が興味を示していなかったダメなWebサイト

自社サイトの状況を社長に聞いたところで得られら情報を少し紹介します。

  • Webサイトから問い合わせがないことは把握している
  • 自社サイトにどれくらいアクセスがある答えられない
  • サイトの更新は少しパソコンに詳しい若い事務のスタッフがやってる
  • 予算はほとんどかけてない
  • 総務担当にできるだけブログを更新しするように伝えている。(内容は指示してない。)

いかがでしょう?
少し書きだしただけでもお分かりになるように、これでは売上UPにつながらなくて当然と思われたでしょう。
しかし、実際このようなサイト運営状況に陥っている会社はとても多いのです。

しかし、成果を上げているWebサイトでは実際にとても多く更新されているのも事実です。
では、売り上げに貢献しているWebサイトと、売り上げに貢献していないWebサイトでは何が違うのでしょうか?

売り上げが上がるWebサイトと上がらないWebサイトの違い

Webサイトの更新は行われているが、売り上げUPやビジネスに貢献しているWebサイトと、更新は行われているがまったく売り上げに貢献していないWebサイトでは何が違うのでしょうか?
私が相談を受けた際に、それぞれのサイトでよく当てはまる内容をいくつかピックアップしました。

売り上げUPにつながるWebサイト

  • Webサイトの目的と役割が決まっている
  • KPIを定めている
  • アクセス解析を導入している
  • PDCAを回している
  • 自社だけでなく他社や検索市場を意識した内容になっている
  • Web担当者が専任でいる
  • Web担当者が営業マンと密にコミュニケーションをとっている
  • Web担当者が経営指針や会社のビジネスやサービスに詳しい
  • 経営者のWebへの関心が高く、社内で協力する体制をとっている
    など

売り上げUPにつながらないWebサイト

  • Webサイトの目的や役割が決まっていない
  • KPIを定めていない
  • アクセス解析を行っていない
  • ビジネスに関係のない内容のブログを日々更新している
  • Web担当者が自社のビジネスを把握しきれていない
  • Web担当者が営業担当者とコミュニケーションをとっていない
  • 経営者が自社サイトの内容に無関心
    など

いかがでしょうか?
もしあなたのWebサイトが日々更新しているにもかかわらず、売り上げUPに貢献していないとするのであれば、あてはまる項目がひとつではないのではないでしょうか。
また、このように内容を見比べてみると、少しずつやるべきことが見えてきたのではないでしょうか。

しかし、どこから手を付けていけばよいかわからないままだと、結局たわいもない記事や会社の情報の更新を繰り返す日々に終わってしまいます。

優先順位をつけて進めると良いのですが、これがなかなか難しい・・・。、

プロに相談するにもどうすれば良いのか?という方のために今回は初めに抑えておくべき2つのことを紹介します。

サイト改善を行うために抑えておくべき2つのこと

1. 目標を決める。

Webサイトにもさまざま種類があり、その種類により目標も変わりますが、まず目標が定まっていないと更新の方針も決まりません。

Webサイトの担う役割を定めたうえで目標を決めましょう。

参考記事

2. 今の状態を確認する

ダイエットでも勉強でも同じですが、目標があっても現状を把握しないと行動指針をたてられません。

Webサイトも同様です。

まず自社サイトが誰にどれくらい見られているのかを把握する必要があります。

そのためのツールとして、無料で使えるGoogleアナリティクスを活用するとよいでしょう。

参考記事

 まとめ

Webサイトを更新していく上で重要な心構えは、更新は目的ではなく改善のための手段と捉えることです。
Webというだけで一歩引いてしまう経営者の方もいらっしゃるでしょう。

しかし、Webを経営に活かしたいのであればWebを実店舗(支店)と同じように位置づけてください。
実店舗の現状や目標を把握しておらず、ましてや興味がない経営者はいませんよね?
売り上げが上がっていないと現状を確認して、改善を考えます。
それを新人や会社のサービスをあまり理解していない社員に任せる経営者もいないはずです。

決してWebをリアルビジネスと引き離して考えてはいけません。
また、Webは特別ではありません。売り上げに貢献するサイトに育てるのであれば、経営戦略や営業戦略とも一貫性を持たせる必要があります。
もちろん目標に合わせて、予算や人員の配置もしていく必要があるでしょう。

このように、Webサイトもマーケティングのための一部(ツール)と考えられるようになれば、更新の内容を業者や知人に聞くのではなく自社で改善(更新)すべき内容が見えてくるでしょう。

【WEBサイトの目標設定が出来ていない人必見】サイトの種類別年間目標の立て方

<質問>

社長から、WEBサイトの年間目標を立てるように言われました。
私はWEBサイトを毎月更新していますが、どのような目標を立てればいいのかイマイチ検討がつきません。
目標を数値で立てるように言われましたが、アクセス数位しか思いつきません。アドバイスがあればお願いします。

<回答>

質問者の方のWEBサイトは、何を目的としたWEBサイトでしょうか?

○ 通販で売上を上げること?
○ 来店予約やお問い合わせを増やすこと?
○ 採用応募者を増やすこと?

WEBサイトにも色んな種類があり、その種類により目標も変わります。
今回は記事全体を通して、WEBサイトの種類別に、年間目標の例を紹介します。

年間目標はの立て方

まず、基本的には、あなた(従業員)の年間目標を立てるのと同じように、WEBサイトの年間目標を立てることを考えればよいのではないしょうか。

年間目標は、12ヶ月後にどの地点にいるかのゴールを決めるものです。
できることなら、会社にとってもあなたにとってもハッピーになるものがいいですね。

・それを達成した時に価値のあるもの
・達成できる可能性があること
・それを達成するために、あなたの時間・労力・想いを注げること

ビジョンから導く、年間目標(KGI)とステップ(KPI)

例えば営業マンが年間目標を立てる時、どのように考えていますか?
会社により異なると思いますが、以前私が努めた会社を例に出してみます。ビジョン・目標・ステップ

営業マンのビジョン
⇒今年中に営業マンとして自立したい。

営業マンの年間目標(KGI)
⇒年間売上3000万円の壁を超えたい。

営業マンの目標達成のためのステップ(KPI)
・1年間で商談100件
・そのうち、30件で受注獲得(受注率30%)
・受注案件の平均受注単価は100万円
(商談件数)×(受注率)×(平均受注単価)=(年間の受注金額)

このように、
①ビジョン
②年間目標(KGI)
③ステップ(KPI)
の3段階で考えると、現実化しやすいと思います。

では、WEBサイトにこれを応用してみましょう。

WEBサイトの種類とビジョン

あなたの会社のWEBサイトは、どのような種類でどんな事を目的としているのでしょうか。それにより、ビジョンも変わってきます。
まずはよくある中小企業のWEBサイトについて、分類してみましょう。

①お問い合わせ獲得型WEBサイト

扱っている商品やサービスについての詳しい情報やキャンペーンを掲載したWEBサイトです。
一定のSEOや広告、キャンペーンを行い、WEBサイトへの集客を行うこと、
説得力や競争力のある内容を掲載してお問い合わせを獲得することが求められます。

《ビジョンの例》
・お問い合わせ件数を増加させて、会社の売上に貢献する。
・店舗のキャンペーンとWEBサイトを連動し、集客に貢献する。
《年間目標の例》
・年間で60件のお問い合わせを獲得
《ステップの例》
(お問い合わせ件数)=(アクセス数)×(お問い合わせ率)
・月間のお問い合わせ件数を平均5件
・月間のアクセス数を1,000件達成する
・お問い合わせ率を0.5%達成する

②リスト獲得型WEBサイト

潜在顧客の連絡先を獲得するためのWEBサイトです。
「資料ダウンロード」や「プレゼント」「応募」等により、リストを獲得します。獲得したリストは、今後の営業アプローチや情報発信に使用する事ができます。
一定のSEOや広告、キャンペーンにより、WEBサイトへの集客を行うこと、魅力的な企画が必要になります。

《ビジョンの例》
・リストを獲得して、営業部門に貢献する。
《年間目標の例》
・リスト獲得件数を前年度比10%増
《ステップの例》
(リスト獲得件数)=(アクセス数)×(リスト獲得率)
・アクセス数を維持する。
・リスト獲得率が10%高くなるような企画コンテンツを作成する。

③通販型WEBサイト

インターネット上で、商品の購入が完結するWEBサイトです。
一定のSEOや広告、キャンペーン・メルマガ等により、WEBサイトへの集客を行うこと、商品の必要な情報や購買を後押しするような魅力的な写真・コピーが必要になります。

《ビジョンの例》
・年商を上げる。
・取扱い商品を増やす。
・通販サイトの数を増やす。
《年間目標の例》
・年商を昨年度比10%増達成。
《ステップの例》
(売上)=(アクセス数)×(購買率)×(平均単価)
・アクセス数を維持する。
・購買率を5%上げる。
・平均単価を5%上げる。

④ブランディング型WEBサイト

会社・商品・サービスの信頼を獲得するためのWEBサイトです。「とりあえず」WEBサイトを作った方もこれに該当します。
会社概要や事業内容、ブランディングに関する事が掲載されており、御社に興味を持った人がどのような会社なのかを知ることができます。
「会社の顔」として、整備し、最新情報や季節に合った情報を掲載することが重要になります。

《ビジョンの例》
・WEBサイトを見た人が抱く『会社の印象』を良くする。
《年間目標の例》
・掲載情報を充実させ、満足度アンケートにより定量評価する。
《ステップの例》
・季節ごとに情報を掲載していく。
 (お客様の声、商品情報の追加、コラムなど)

⑤告知型WEBサイト

新商品や新キャンペーンごとに追加していくWEBサイトです。
ターゲット層が商品やキャンペーンを「認知する」ことを目的とする場合が多く、通常広告と連動して制作します。

《ビジョンの例》
・告知型WEBサイトを通じて、ターゲット層に商品を認知してもらう。
《年間目標の例》
・新商品の告知サイトを通じて、1万人に新商品情報をリーチする。
《ステップの例》
・月間平均アクセスユーザー数を1,000件達成。

⑥情報発信型WEBサイト

業界情報やニュース等を情報発信するWEBサイトです。
閲覧規模が大きくなると、広告収入が見込めます。

《ビジョンの例》
・広告収入を増やす。
《年間目標の例》
・広告収入を前年度比50%増にする。
《ステップの例》
(広告収入)=(広告単価)×(広告個数・期間)
・サイトのPVを増やし、広告単価を前年度よりも20%上げる。
・広告個数を前年度よりも25%増やす。

⑦採用獲得型WEBサイト

採用応募者を獲得することを目的としたWEBサイトです。
WEBサイトへのアクセス獲得のために、SEOや広告出稿を行ったり、採用のポータルサイトに登録したり、応募者にとって魅力的なコンテンツを掲載したりします。

《ビジョンの例》
・応募者を昨年よりも増やす。
・インターネット上での存在感を高める。
《年間目標の例》
・新卒応募者を5名獲得する。
《ステップの例》
(新卒応募者)=(アクセス数)×(応募率)×(合格率)
・新卒応募を25件獲得する。
・アクセス数を25,000件獲得する。
・応募率を0.1%維持する。
・合格率を20%維持する。

⑧代理店獲得型WEBサイト

代理店の獲得により、会社の経営に貢献するWEBサイトもあります。

《ビジョンの例》
・WEBを活用して、代理店開拓を行う。
《年間目標の例》
・WEB経由で代理店と5件契約する。
《ステップの例》
(代理店契約数)=(アクセス数)×(説明会集客率)×(商談率)×(成約率)
・アクセス数を年間で5,000件獲得する。
・説明会集客率を1%維持する。(50件)
・商談率20%を維持する。(10件)
・成約率50%を維持する(5件)

まとめ

良く見かける8種類のWEBサイトのビジョンや目標を見てきました。
実に多くの種類のWEBサイトや年間目標があるのではないでしょうか。

年間目標の達成を繰り返すことで、企業への貢献度や影響度が大きくなっていきます。そのような段階になると、WEB関連の予算も拡大しやすくなるのではないでしょうか。

1月は、一年で一番最初の月。
フレッシュな気持ちで計画を立て、今月から始まる1年を良い年にしたいですね。

知らないと手遅れ!?スマホ対応前に絶対知るべき5つのこと

<質問>

スマートフォンが流行っていますが、自社のWEBサイトではまだスマホ対応していません。
スマホ対応すべきでしょうか。またスマホ対応するとしたら、どのように考えるべきでしょうか。

<回答>

スマートフォン(以下スマホ)の普及やグーグルの動向を考えると、遅かれ早かれ対応したほうが良いでしょう。
ただし、スマホ対応と一言で書いても、いくつかの手段があります。
あなたのWEBサイトの目的や使用用途・運営状況などに応じて、あなたにとっての最適な手段は変わります。今日はそれを考えてみましょう。

スマホ利用の現状

年々増えるスマホ普及率

スマートフォンを持っていると回答した割合(2014)スマホ普及率は2014年末現在も伸び続け、この表のように約6割がスマホを所有しています。
若年層のスマホ利用率は7割を超えたと言われています。

また、スマホの普及率だけでなく、1日のうちにスマホを使用する時間も増加しました。スマホでWEBサイトを閲覧することも簡単にできるようになり、多くの人がスマホでWEBサイトを閲覧するようになりました。
別のデータでは、今までパソコンを使用してWEBサイトを閲覧していたユーザーが、スマホを使用して閲覧するようになったという傾向があります。

スマホが身近になったことにより、WEBサイト閲覧をする道具がPCからスマホに徐々に移行してきています。

あなたのWEBサイトに訪れるスマホユーザーの数を見る方法

では、実際にあなたのWEBサイトにスマホユーザーはどれだけ訪れているのでしょうか。
無料解析ツール「Google Analytics」を活用して、スマホユーザーの動向やセッションの推移を見ることができます。

GAで期間を指定する方法
①まず、レポートの期間を指定します。
GAの日別から月別に変更
②グラフの表示を日別から月別に変更します。
③新しいセグメントを追加する
③新しいセグメントを追加します。
④モバイルトラフィックを選び適用する。
④モバイルトラフィックを選択し、適用するボタンをクリックします。
モバイルユーザーの推移
⑤スマホを使用して閲覧したセッション数の推移がグラフで表示されます。

あなたのWEBサイトがスマホ対応できているか確認する方法

モバイルフレンドリーテストの画面Google提供の無料サービス「モバイルフレンドリーテスト」では、現状のWEBサイトのスマホ対応度合いを教えてくれます。
【モバイルフレンドリーテスト】
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

「スマホ対応」に絶対必要な5つのこと

①PC用URLとスマホ用URLを統一して表示すること

もしもあなたのサイトのURLが「PC用URL」と「スマホ用URL」で別々の場合、こんな問題が起こります。
・URLのシェアをする時に困る
あなたはURLを友達に送ったりソーシャルで共有したりする際に、そのURLがスマホ用かPC用かを気にしますか?ユーザーは、今見ているURLをそのまま共有する方が楽なはずです。
・Google等の検索エンジンに対応
検索エンジン大手のGoogleはURLが1つであることを推奨しています。検索エンジンの結果をクリックした時に、PCユーザーもスマホユーザーも便利に閲覧できる環境が整います。

②スマホでもPCでも見やすいレイアウトに

スマホ用サイトでは、スマホ画面の大きさに合わせた幅・文字・画像が求められます。
また、フラッシュやジャバスクリプト等、一部のスマホでは表示できないメディアファイルは避けましょう。

③操作がしやすいこと

2つの点に気を着ける必要があります。
一つ目は、マウスがなくても使いやすいこと。「マウスオーバー」は、画像の上にマウスを載せただけで操作ができますが、スマホにはマウスがありません。従って、マウスオーバーは使えません。その他マウスがないと出来ない技術は避ける必要があります。また「ポップアップ」と良い、画像を新しいウィンドウで拡大して開く技術も、スマホでは好まれません。
二つ目は、スマホは指で操作をするということ。例えば小さなボタンが密集していると、誤って隣のボタンをタップしてしまうかもしれません。また、例えば、画面の大半をボタンで占めていると、画面スクロールする際に誤ってボタンをタップしてしまうかもしれません。

東京で電車に乗ると、車内で立ちながらスマホ画面を操作しているのを見かけます。そのような環境でも操作しやすいサイトデザインを意識すると良いでしょう。

④表示速度が充分に速いこと

ガラケーが流行っていた頃、インターネットを閲覧すれば閲覧するほど月額料金がかかる従量課金制の契約プランが主流でした。そのため、ガラケーを対象とした携帯サイトでは、画像をなるべく使わず、絵文字や文字を多く使用したサイト構成になっていました。
スマホでは、ダウンロードできる情報量が増え、スマホ用WEBサイトでも、画像や動画を埋め込むのが当然です。
しかし、ここでサイト管理者が気をつけるべき事は、WEBサイトを開いて最初の画面が表示されるまでの時間です。ユーザーの待ち時間が1秒を超えると「待機」しているとの印象を強くもちます。逆を言えば、最初の表示を1秒未満にすることができれば、快適なスマホサイトを提供できるわけです。
スマホサイトを設計する場合は、最初の画面の表示時間を短縮化することを考える必要があります。

サイトの表示速度を測定できるサイト【PageSpeed Insights】
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

⑤掲載コンテンツの注意点

一度PCから見たWEBサイトを、出先にスマホでも開こうとした経験はないですか?
この場合、ユーザーは、スマホで開く時も、PCで開いた時と同様の体験ができることを望んでいると推測できます。このように、ユーザーはWEBサイトを様々なデバイスで開き、それぞれで同じ体験ができることを望みます。従ってサイト管理者もそれを提供することが望ましいと言えるでしょう。
つまり、スマホサイトとPC用サイトの掲載する情報量を同等にし、また、特定のコンテンツを探しやすいようにカテゴリ分類をうまく設計することが求められます。

3つのスマホ用サイト制作方法とその比較

モバイルサイト制作方法3つ

従来型 スマホ用サイトの特徴とその問題点

ここで従来型と呼ぶのは、PC向けサイトとスマホ向けサイトがそれぞれ別個のURLで表示され、別個のページが表示されるものを指します。
ユーザーがWEBサイトにアクセスする際、使用するデバイスに合ったURLを選ぶことができれば、快適な閲覧が可能になり、各デバイスに合ったレイアウト・文字・デザインが表示されます。
しかし、URLを選ぶ事ができない場合もあります。Googleのような検索エンジンや、Facebook、Twitterのようなソーシャルネットワーキングサービスでは、URLが一つしか書かれていない事が多く、PC用・スマホ用との区別がありません。
すると、PCユーザーがスマホ用WEBサイトを見たり、その逆が起きたりする結果が起こりえます。この場合、もちろん各デバイスに合わないレイアウト・字体・デザインとなり、ユーザーは読みづらさを強いられることになります。
また、Googleが重複コンテンツと判断するリスクもあり、Googleが推奨していない制作方法でもあります。

従来型のスマホ対応

表示URLを1つにする「ダイナミックサービング」というスマホ対応の手法

PC向けサイトとスマホ向けサイトの全ページを1:1で同じURLにし、それぞれのヘッダーで「Vart:User-Agent」と記述すれば、動的配信が可能になります。
つまり、ユーザーがURLにアクセスしたら、ユーザーのデバイスがスマホならスマホ向けWEBサイトを表示し、ユーザーのデバイスがPCならPC向けWEBサイトを表示するというものです。
表示URLが一つでユーザーが混乱することも避けられる上に、Googleが重複コンテンツと判断されるリスクもなくなります。Google推奨の制作手法の一つです。

ダイナミックサービング

ダイナミックサービングのメリット:

・URLが統一されており、Google推奨の手法。
・PC用サイトとスマホ用サイトを別個に作り込むので、それぞれユーザーの使用環境に合わせた設計やデザインが可能。

ダイナミックサービングのデメリット:

・レスポンシブウェブデザインと比べ、運営の手間(コスト)がかかる(1.5~2倍程度)

コードが1つで、表示を変化させる「レスポンシブウェブデザイン」というスマホ対応の手法

前述のダイナミックサービングでは、PC用サイト・スマホ用サイトのそれぞれに設計・構築が必要になります。更新頻度が多いニュースサイトやブログでは、手間がかかりすぎ、運営の負荷が大きくなります。
そこで、PC用サイトもスマホ用サイトも本体となるコードを1つにまとめ、ユーザーのデバイスごとに表示の仕方を変えるという技術ができました。これをレスポンシブウェブデザイン(RWD:Responsive Web Design)と言います。

レスポンシブウェブデザインとは
もちろんURLが一つに統一されるのでユーザーが混乱することもありませんし、コードも一つに統一されるので更新や運営が過負荷になりづらいのが特徴です。Googleが推奨する制作手法で、重複コンテンツのリスクもありません。
ただし、サイトデザイン(見た目)においては注意が必要です。レスポンシブウェブデザインでは、デバイス事に作り込むわけではありません。どちらにも合ったデザインにしていく必要があるので、ある程度シンプルなデザインになりますし、最終的にスマホかPCのどちらを優先させていくかは制作に入る前に決めておく必要があると言えるでしょう。

世の中の流れとしてはモバイルファーストと言い、モバイルを最優先にして設計していくことが主流ですが、業界によっては、PCユーザーのコンバージョン(お問い合わせ申込みなど)が高い場合もあります。
いずれにしても、現状のアクセス解析に基づいて、モバイル対応を考えていくことが望ましいですね。

レスポンシブウェブデザイン

レスポンシブウェブデザインのメリット:

・運用が楽。(手間と費用を抑えられる)(1HTMLファイルの管理だけで済むため)
・URLが1つで、Google推奨の手法。

レスポンシブウェブデザインのデメリット

・複数の端末で読み込めるようにするため、デザインに制限がある。
・デバイス毎に作り込むよりも、訴求力が落ちる場合が結構ある。
・PC向けの古いブラウザには非対応

SEOの観点から考えるスマホ対応

スマホ対応している場合の検索結果画面

スマホ対応サイトが有利になっていく、検索エンジンへ

Googleで検索をすると、検索結果画面には「スマホ対応」ラベルが表示されるようになりました。従来の「スマホ対応」ラベルがない状態では、検索結果画面からスマホ対応しているWEBサイトか否かを確認するすべがありませんでした。しかし、このラベルが出来たことにより、スマホユーザーはスマホ対応しているページをより見つけやすくなります。
今後、世の中のWEBサイトのスマホ対応が進み、検索結果画面に「スマホ対応」ラベルが多く表示されるようになると、スマホ対応していないWEBサイトはクリック率が下がるかもしれません。

アメリカのスマホ検索事情

アメリカの検索エンジンをスマホで調べてみると、上位に表示されているサイトの多くがスマホ対応されていることに気付かされます。
例えば、「orthodontist nyc」(直訳すると、矯正歯科 ニューヨークシティ)で検索した時に1ページ目に表示されている10件中10件全てのページがスマホ対応しています。

一方で、「矯正歯科 東京」で検索した場合、1ページ目に表示されている10件中6件のページがスマホ対応していました。

スマホ検索結果の米国との比較

また、アメリカで起きた事が日本でも起きることを予想すると、早くからスマホ対応しておくに越したことはないでしょう。

[本記事中にあるGoogleの推奨については、下記のサイトを参考にしています]
Google Multi-Screen Resources(英語) http://www.google.com/think/multiscreen/start.html

 

大手企業から受注!小さな会社でもできるグーグルアナリティクスを使った組織分析の方法と活用事例

WEB解析 Advent Calendar 2014 の参加記事です。

<質問>

現在、BtoBビジネスをしていて、今後は大手との契約を獲得していきたいと考えています。しかし、直接営業アプローチしても相手にされません。小さな会社がWEB経由で大手企業から契約を獲得することは可能でしょうか?

<回答>

結論から言うと可能です。
しかしWEBだけでBtoBの契約が完結することはほとんどありません。
その為、WEBをフックにして契約を勝ち取るための分析テクニックと事例を紹介したいと思います。

グーグルアナリティクスで、自社サイトを閲覧している組織名を知る方法

まず、グーグルアナリティクスを使って、どんな企業が自社のWEBサイトを閲覧しているのか知る方法を紹介します。
それには「ネットワークドメイン」という項目を使います。

1.「集客>チャネル」を選択
2.ディメンションで、「その他>ユーザの環境>ネットワークドメイン」を選択

集客>チャネル

3.アドバンスフィルタで「co.jp」のドメインに絞り込みます。

アドバンスフィルタ

大手企業は独自のネットワークドメインを持っている事が多いため、この絞り込みでどんな企業が自社のサイトに訪れているのか判るというわけです。

「.com」でフィルタをかければ.comの企業も出せますし、ac.jpでフィルタをかければ教育機関を割り出すことも可能です。

ネットワークドメイン

ドメイン名を見ただけで、どこの企業が判別がつかない場合は、ドメインの前に「http://ドメイン」で検索してみるか、「whois」といったドメイン名登録情報検索サービスを使って企業名を割り出すことも可能です。

特定の企業が自社のどんな商品(コンテンツ)に興味を持っているか知る方法

WEBサイトに数多くの商品や提供サービスを掲載している場合、自社のどんな商品・サービス(コンテンツ)に興味を持たれているか調べることができます。
これには様々な確認方法があります。

セグメントを使った分析方法

1.新規セグメントを作ります。レポート(どのページでも良い)上にあります、下記のセグメントをクリックします。

セグメント

2.「新しいセグメント」をクリックします。

新しいセグメント

3.セグメントの設定画面が開かれるので、必要事項を入力します。

セグメント名は自由です。わかりやすい名前にしましょう。ここでは「組織分析(企業ドメイン)」としています。
次に「条件」をクリックして、フィルタで「ネットワークドメイン」を選びます。大手企業なので「co.jp」でフィルタをかけて最後に保存をクリック。

組織分析セグメント作成

これで大手企業だけの行動を把握するセグメントが完成しました。

企業ドメインセグメント

様々な項目でこのセグメントを使うこと、大企業だけのデータに絞り込んで見ることが出来ます。

また「3.」のco.jpでフィルタをかける部分を特定のネットワークドメインにすることで一企業だけのデータにセグメントすることも可能です。

*共有:グーグルアナリティクスレポート「企業セグメント(co.jp)」

特定の企業がどのページを見ているのかを調べる方法

1.「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」を選択
2.「セカンダリディメンション>ユーザー>ネットワークドメイン」を選択

特定の企業が興味を持っているページ抽出

3.アドバンスフィルタで「co.jp」ドメインを抽出。

アドバンスフィルタでco.jp抽出

特定企業の滞在時間

このレポートより、どの企業が、どのページを、どのくらい(滞在時間・ページビュー等)閲覧したのかが判ります。

組織分析レポートを活用して、営業アプローチする方法

前項により、どの企業が自社のどんなサービスに興味をもったのかが推測することが可能です。
しかし、それがわかっただけでは、自社の売上や契約には結びつきません。
ウェブ担当者がこういった情報を知ってサイト改善を行ったとしても、大手企業がいち中小企業に直接問い合わせをしてきて商談を申し込むなんて事はかなり稀です。
残念ながらデータはデータでしか無いのです。

そこで重要になってくるのが情報の共有です。
ウェブ担当者が自社内の営業担当や社長に情報共有することで、リアルでのアプローチが可能になります。

もしかしたら、先日営業担当が何かのイベントで名刺交換した相手かもしれません。そうすると直接アプローチが可能になりますね。
全く接点がない大手企業へは飛び込み営業では見向きもされないかもしれません。しかし相手の興味を持っている内容がわかっていればその部分に特化した資料を送付して後で電話からフォローするなんて方法を取れば取り合ってくれるかもしれません。

こういった対策はウェブ担当者がアクセス解析を眺めているだけではなかなか出てきません。
組織分析データは、社内の各担当者と共有することで大きな武器へと変わるのです。

WEBサイトの組織分析を活用して、大手企業の契約を勝ち取った会社のお話

販促物でお手伝いさせていただいた、ある会社の事例です。

「WEBサイトを見てくれていた某大手メーカーとの契約が決まったよ!」
先日こんな声が飛んできました。

この会社は、社員数十人の製造業で、売上には波があり、大手メーカーとの直接契約を取るにはどうすればよいかずっと悩んでいました。
WEBサイトを運営していましたが、地方の小企業に大手企業から問い合わせが入るわけでもなく・・・・

そこで、今回の組織分析を活用して、どんな企業がサイトを見ているかを分析することになりました。
すると・・・・、見ているではないですか!!数々の大手企業が。

さらに、大手企業の流入キーワードを調べたところ、あるメーカーが調べていたキーワードが自社の強みとマッチしていて脈があるのではないか?!という事が判明しました。

しかし、次に立ちふさがった問題はアプローチする方法がない事。
そのメーカーは直接営業を受けず、商社を活用して紹介を得る手法を取り入れていました。

そこでこの会社がとった打開策は
「東京の展示会に出展しよう!」ということでした。

国内外多くのメーカーが集まる展示会に出展すれば接点を持てる!と考えたのです。

数千社・もしくは数万社も人が集まる大きな展示会は、大企業の方も多く訪れますが、その分競争は激しい。
そんなにうまくいくはずないのでは、と半信半疑でした。

そこで、WEB解析により大企業が注目していたキーワードを、ブースのポスターやパネルに使いました。

すると、実際にWEBサイトを見てくれていたあの大手メーカーがブースにやって来たのです。

そこからは何に興味を示しているのかわかっていたので、契約に至るまでの話は早かったようです。もちろん初めから大きな契約を結べたわけではないですが、今後大きな契約に変わる可能性はあるということでした。

本件はひとつの成功事例にすぎませんが、組織分析を使えばBtoBビジネスの小さな会社でも新たな可能性が広がると事を改めて認識させてくれました。

Google Analyticsで見るべき8種類の必須レポート

WEBマーケターが、アクセス解析の現場でよく使うGoogle Analyticsレポートを紹介。
数多あるGoogle Analyticレポートの中から、比較的重要度の高いレポートを選びました。

<質問>

ホームページを制作した時に、Google Analyticsを設定したもらったものの、そのまま見ていません。
アナリティクスを見たほうがいいと聞きますが、何を見たらいいのでしょうか?

<回答>

Google Analyticsは無料で使えるアクセス解析ツールですが、その奥行きは広く、カスタムの仕方にとっては何百種類・何千種類ものレポートを表示させることができます。
実際にアクセス解析をする際は、現状を把握する時や、その後の改善プランに対する検証をする時に、Google Analyticsのレポートを使用するシーンが多いです。

今回はGoogle Analyticsの導入編として、Google Analyticsで見ることのできるレポートの一部を紹介します。
特に、うちのWEBマーケターが現場で高頻度で使用する重要レポートを紹介します。

大きく分けて、8タイプのレポートを紹介します。
1 大まかなアクセス状況がわかるレポート
2 訪問者のタイプを知るのに役立つレポート
3 WEBサイトへの流入元がわかるレポート
4 訪問者の閲覧行動がわかるレポート
5 リアルタイムレポート
6 コンバージョンレポート
7 ウェブマスターツールとデータを共有すると、見ることができるレポート
8 Google Adwordsと連携すると、見ることができるレポート

大まかなアクセス状況がわかるレポート

半年~1年のセッションレポート

比較的長期間のレポートを見れば、マクロな視点でサイトの全体像をつかむことができます。
中長期的なセッション数の推移

1ヶ月間のセッションレポート

1ヶ月間のレポートは、日頃チェックするのによく使用します。
デイリーで大きな変動があった場合、その原因を特定します。
セッション数の変動とアクセス状況の概要

訪問者のタイプを知るのに役立つレポート

時間帯別・曜日別のアクセスレポート

時間帯別・曜日別のアクセスから、訪問者がビジネスマン・主婦・学生などの職業やライフスタイルを推測することができます。
時間帯別アクセス数
曜日別アクセス数

地域別(国別・都道府県別・市区町村別)のアクセスレポート

店舗やイベントへの集客用WEBサイトの場合は、適切な地域のユーザーが閲覧しにきているのかを判断することができます。
都道府県別アクセス状況
市区町村別アクセス状況

スマートフォンとパソコンの割合がわかるデバイス別レポート

訪問者のデバイスを知る事で、最も適切なデザインや仕様を検討することができます。
デバイス別アクセス状況

組織別のアクセスレポート

大会社の場合、ネットワークドメイン上から会社名を推測できる場合があります。
ネットワークドメインからわかる組織別アクセスレポート

WEBサイトへの流入元がわかるレポート

流入元の全体像がわかるレポート

流入元の全体像を把握することは、アクセスアップの最初の一歩です。
チャネル別レポート

流入元別レポート

流入元の詳細を確認でき、また流入元別にアクセスの質を確認することができます。
流入元別レポート

流入キーワード別レポート

どんなキーワードで訪問されているのか、また、どんなキーワードで訪問したユーザーが質の良いアクセスかを確認できます。
流入キーワード別レポート

流入キーワードと流入ページがわかるレポート

カスタムレポートの設定をすれば、閲覧できるレポート。
検索キーワードと流入ページを1セットで考え、それぞれのSEOが適切かを判断できます。
SEOの優先順位も判断できます。
キーワードとランディングページがわかるレポート

訪問者の閲覧行動がわかるレポート

一番最初に流入するページと、そのアクセスの質

どんなにアクセス数が多くても、重要視すべきなのが、アクセス後のユーザーの行動です。
ここでは、アクセス流入ページ別に、ユーザーの行動を把握することができます。
ランディングページ別アクセス状況

最も多く訪問されているページや、訪問の入口と出口

よく見られているページ順に、各ページの閲覧行動を見ることが出来ます。
また、訪問の入口は「閲覧開始数」として、訪問の出口は「離脱率」より判断することができます。
<直帰率と離脱率の違い>
直帰率とは・・・閲覧開始ページの1ページのみにアクセスし、その他の行動をすることなく離脱した割合
離脱率とは・・・複数ページアクセスした後、サイトを離脱した割合
全てのページレポート

リアルタイムレポート

現在リアルタイムでのアクセス状況を把握することができます。
例えば、フェイスブックやツイッター等のSNSで拡散した後のアクセス状況をすぐ把握するのに便利です。
他にも、WEB広告出稿時のリアルライムアクセス状況や、新たにページを作成した時にアクセスログが正しく動作しているかの確認に使用することが多いです。
リアルタイム検索

コンバージョン

コンバージョンの完了数が判ります。
コンバージョンとは、訪問者が目的とする行動を定義したもので、様々なコンバージョンを定義できます。
・お問合せフォーム送信完了数
・通販サイトの購入完了数
・○ページ以上閲覧
など。

コンバージョン完了数の推移がわかる、コンバージョンレポート

コンバージョンレポート

そのうち、流入元が検索エンジンだったものがわかるレポート

検索トラフィックのコンバージョンレポート

コンバージョン完了までのプロセス達成度合いがわかるレポート

コンバージョンを、予約フォームの送信完了とした場合、
(1)予約フォームの閲覧 ⇒ (2)フォームの送信完了
のプロセス達成度合いを測定することができます。
コンバージョン達成度合いのプロセスがわかるレポート

ウェブマスターツールとデータを共有すると、見ることができるレポート

キーワード別・検索エンジン順位とクリック率が判るレポート

SERPの表示回数とクリック率

ページ別・検索エンジン順位とクリック率が判るレポート

ページ別の検索エンジン順位とクリック率が判るレポート

Google Adwordsと連携すると、見ることができるレポート

広告キーワード別・流入後の閲覧状況とコンバージョン完了数

広告グル―プ別・アクセス後の閲覧状況

【便利ツール】検索順位チェックの決定版!正しい順位を調べる4つの方法

運用しているWEBサイトの検索順位を正しく知ることは、サイトの集客やアクセスアップする対策を練っていく上で重要です。しかし、最近の検索エンジンでは、正しい検索順位が判りづらくなっています。

<質問>

あるキーワードでGoogle検索すると、自分のサイトが1位になっているのですが、友人のパソコンから見ると5位になっていました。
どちらの順位を信じるべきですか?

<回答>

Googleの検索結果は、その人ごとにカスタマイズされています。例えば、頻繁に訪れるホームページは、上位表示されやすくなります。

例えば、自分で運営している会社のホームページはよく訪れますよね?
従って、自分で運営している会社のホームページは、自分のパソコンから見た時、他の人が見ているよりも上位に表示される傾向にあります。

これにより、アクセス解析が正しくできなかったり、また、残念なことですが、悪質なSEO業者に騙されたりする方もいるようです。
ホームページを運営する方にとって、検索順位を正しく把握することは非常に重要です。

今回は、正しい検索順位をチェックする方法を紹介。日々の検索順位変動を記録・保存するものや、上位表示されているキーワードを一覧で教えてくれるツールを紹介します。

◎正しい検索順位を目視で確認する方法
◎日々の検索順位変動を記録する便利ツール
◎気軽に検索順位をチェックできるWEBサービス
◎平均検索順位を一覧で確認する一番簡単な方法

正しい検索順位を目視で確認する方法

検索エンジンで実際に検索すれば、目的のホームページが何位に表示されているかを確認することができます。
ただし、Googleサービス(GmailやYoutube等)にログインしている時は、検索結果がユーザー仕様にカスタマイズされています。これをGoogleでは「パーソナライズド検索(Personalized Search)」と呼んでいます。

パーソナライズド検索とは

パーソナライズド検索とは、検索者が最も求めている情報を提供できるように進化したものです。簡単に言えば、同じワードでGoogle検索をした人が10人いるとしたら、10人それぞれが求めている検索結果を表示されているというものです。

従って、パーソナライズド検索では様々な情報をもとに、検索結果をカスタムされています。

・Googleの検索履歴 (Googleログイン時)
・ブラウザ上の検索履歴
・地域情報 (スマホ端末等、GPS情報の利用)
・プライベート検索結果(Gmail・カレンダー・Google+など)

例えば、「カフェ」や「ラーメン」で検索した時、近所のお店が表示されませんか?
これらもパーソナライズド検索の一例です。

パーソナライズド検索を無効化する方法①

各ブラウザ(インターネットを閲覧するソフト)には、「プライベートモード」があります。これは閲覧履歴やCookieが毎回削除されるモードです。従って、「プライベートモード」で検索順位を確認すれば、パーソナライズド検索を無効化できるのです。

ブラウザ各社、「プライベートモード」の呼称や設定の仕方が異なります。ここでは最も簡単なショートカットキーによる設定の仕方を紹介します。

Google Chromeのシークレットウィンドウ
Google Chromeのシークレットウィンドウ

Google Chromeのシークレットモード

「Ctrl」+「Shift」+「N」

FireFoxのプライベートブラウジング

「Ctrl」+「Shift」+「P」

Internet ExplorerのInPrivate ブラウズ

「Ctrl」+「Shift」+「P」

パーソナライズド検索を無効化する方法②

検索URLでパーソナライズド検索の影響を受けない設定にすることができます。
検索時のURLに、パラメーター「&pws=0」を付加することにより、パーソナライズド検索を無効にできます。

無効化できたら、普段通り検索して、目視で確認するだけ

これらの方法により、パーソナライズド検索を無効にすれば、検索順位を目視でチェックすることができるようになります。目視で検索することの最大のメリットは、検索結果画面上での競合の動向をつかむことができる事。
以下に紹介する自動化ツールと合わせ技でご利用いただくと、いろんな視点での解析ができるのでお勧めします。

日々の検索順位変動を記録する便利ツール3選

WEB運営の管理者なら、検索順位を調べて記録するのに時間をかけている方もいるのではないでしょうか。
正しい検索順位を調べて記録するところまで自動で行ってくれる無料ツールがありますので、紹介します。
※各ツールで所要時間を紹介していますが、これは筆者が個人的に3回使用した時の平均値です。PC環境・インターネット環境により大きく左右することを予めご承知ください。

GRC

3サイトまでは無料で使えるこのソフトは、非常にシンプルで使い勝手も良いと思います。
(私もこの有料版を日頃から使用しています)
被リンク数・インデックス数等も一緒にチェック&記録できる点で、SEO対策に便利。

grc*キーワード数:20語(有料版は制限なし)
*測定範囲:100/200/300位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing
*順位の記録:◎(制限なし)
*グラフ表示:あり
*初期設定:要インストール
*広告の量:なし
*所要時間:4.8秒
*URL:サイトにアクセス

IKKO

広告表示があり、待ち時間もありますが、無料で100サイトまで使えるのは、類を見ない魅力だと思います。被リンク数・インデックス数等も一緒にチェック&記録できる点で、SEO対策に便利。

ikko*キーワード数:制限なし
*測定範囲:100/200/300/400/500位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing / Baidu / モバイル
*順位の記録:◎(10,000日)
*グラフ表示:あり
*初期設定:要インストール
*広告の量:あり
*所要時間:10.5秒
*URL:サイトにアクセス

Ferret plus

インストール不要で、初期設定が簡単なのが魅力的。ただし毎回ログインが必要で検索できるワード数も少ない。

ferret*キーワード数:3語
*測定範囲:50位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN
*順位の記録:◎
*グラフ表示:あり
*初期設定:要会員登録
*広告の量:あり
*所要時間:すぐに計測が始まらない
*URL:サイトにアクセス

気軽に検索順位をチェックできるWEBサービス8選

前項目のように、順位の記録や保存はできないものの、簡単に検索順位を調べるツールを紹介します。初期設定が不要な分、毎回キーワードの入力等の操作が必要になります。

検索順位チェッカー

シンプルな見た目で、操作がしやすい。動きも早いのが魅力的。モバイルの結果も確認できるのが特徴。

検索順位チェッカー*キーワード数:5語
*測定範囲:100位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing / モバイル
*広告の量:少ない
*所要時間:9.8秒
*URL:サイトにアクセス

SEOチェキ!

とにかくスピードが早かった。Page Rankやインデックス数・被リンク数も一緒に表示され、初心者にも比較的判り易い仕様。

SEOチェキ!*キーワード数:3語
*測定範囲:100位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN
*広告の量:少ない
*所要時間:1.6秒
*URL:サイトにアクセス

BROADENTRY ランキングチェッカー

一度に5語チェックできるのが便利。

broadentry*キーワード数:5語
*測定範囲:100位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing
*広告の量:少ない
*所要時間:12.1秒 (Bingも同時検索)
*URL:サイトにアクセス

SEO ピッシュ

広告が目立ちます。それさえ気にしなければ、300位まで検索できる上、検索結果を保存できる点は便利。

SEOピシュ*キーワード数:3語
*測定範囲:300位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN
*広告の量:多い
*所要時間:7.2秒
*URL:サイトにアクセス

SEO TOOLS

広告が目立ちます。また、サイト全体ではなく、指定URLのみチェックするのが特徴的。特定のページの検索順位をチェックしたい方にお勧めのツール。

seotools*キーワード数:3語
*測定範囲:100位
*対象ページ:指定URLのみチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing
*広告の量:多い
*所要時間:13.5秒
*URL:サイトにアクセス

seoseo.net

バナー広告を除けば、シンプルなページ構成。

seoseonet*キーワード数:3語
*測定範囲:100位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing
*広告の量:普通
*所要時間:23.9秒 (Bingも同時検索)
*URL:サイトにアクセス

ohotuku.jp

300位まで検索できます。指定URLのみのチェックをしたいときに。

ohotsuku*キーワード数:3語
*測定範囲:300位
*対象ページ:指定URLのみチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing
*広告の量:少ない
*所要時間:69.3秒
*URL:サイトにアクセス

検索順位チェックツール

1語しか検索できないが、検索上位サイトの一覧を表示するという意味でユニークなツール。競合調査時に便利。

検索順位チェックツール*キーワード数:1語
*測定範囲:50-100位
*対象ページ:サイト全体をチェック
*対応検索エンジン:Google / Yahoo!JAPAN / Bing / Baidu
*広告の量:少ない
*所要時間:2.6秒
*URL:サイトにアクセス

平均検索順位を一覧で確認する一番簡単な方法

ウェブマスターツールGoogle WEBマスターツールでは、特定のキーワードにおける検索順位が判明するとは限りません。しかし、上位表示されているキーワードの平均順位や概要を知ることができます。
初期設定が必要ですが、Googleアカウントさえあれば無料で使用できること、一度設定すれば他に設定が不要なことから、便利で簡単なツールだと言えると思います。
【参考記事】 : WEBマスターツールの使い方
【WEBマスターツール】サイトにアクセス

検索順位の重要性

WEB運営をビジネスに活かす上で、検索順位は大きな要素の一つになります。正しく検索順位を把握することは、WEB運営の第一歩。是非試してみてください。

また、記録する際は、できれば同じ条件で記録し続けてください。なぜなら、運営上重要なのは、検索順位という数字だけでなく、数字の変動やその日付けだからです。

順位がどんな時に上がり、どんな時に下がったのかを把握するには、同じ条件で調べた検索順位を記録することをお勧めします。

WEB運営が順調に進めば、検索順位を調べる時間が楽しいものになると思いますよ♪

【保存版】ウェブマスターツールの使い方!ホームページの改善の為の活用術!

<質問>

ホームページを作ったらウェブマスターツールに登録した方が良いと言われたのですが、使い方がわかりません。実際何ができるのでしょうか?グーグルアナリティクスとはどう違うのでしょうか?

<回答>

はい、この質問は本当によく受けます。
まず、「ウェブマスターツールとは」ですが、グーグルはこう言っています。

ウェブマスター ツールとは、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視し、維持できる Google の無料サービスです。 自分のサイトが Google 検索結果に表示されるようにするためにウェブマスター ツールに登録する必要はありませんが、登録していただくと、自分のサイトが Google にどのように認識されるかを確認し、検索結果でのサイトのパフォーマンスを最適化できるようになります。

以下初めて使う方向けにポイントを説明していきます。

誰が使うものか?

ウェブマスターツールは各担当者によって活用できるポイントがあります。

1.サイト管理者/ウェブマスター(自社のWEB担当者)

自社のサイトが正常に検索エンジンにインデックスされているかを知ることができます。
また、サーバーエラーが起きていないか・ウィスルにやられていないか・ペナルティーを受けていないか等、異常を知りすぐに知り対応することができます。

2.SEO担当・マーケター

検索エンジンにどれくらい表示されているか知ることができます。
また掲載順位やクリック率が判るため、今後の施策を決める上での判断にとても役立ちます。

3.サイト制作者・更新者

構造化データのエラーやMETA情報の漏れなどを示してくれるので、マークアップを行う上での手助けとなります。

4.サイト委託業者(制作や管理を委託している業者)

ウェブマスターツールではアクセス権限を付与することができます。サイトの集客や運営を委託している業者に情報を共有することでサイト改善のパフォーマンスを最大化しましょう。

何ができるのか?

主な機能とその活用法を紹介します。

・ホームページ上の重要な問題がわかる。
・サイトを素早くインデックスさせる事ができる。
・クロールエラーを確認できる。
・タイトルやディスクリプションの最適化に役立つ。
・検索エンジンにどのくらい表示されているがわかる。
・ユーザーどのようなキーワードでホームページに訪れているのかがわかる。
・他社サイトからどれくらいリンクされているかわかる。

ホームページ上で重要な問題が発生したらしらせてくれる

ダッシュボードを開いた時に一番上に表示されているところがグーグルからのメッセージになります。
下記の状態であれば問題ありません。

新しいメッセージまたは新しい重大な問題はありません。

注意しなければ無いらないのが、メッセージが入っている時です。

・不正なリンク(またはスパム)に対する警告
・マルウェアが検出され事による警告

これらの警告が入っている場合サイトが正常に表示されていない、もしくはインデックスされていない可能性があります。
原因がわかららず「SEOがうまくいかない!」と悩んでいる方もいらっしゃるようですがこれら重要な警告の場合は指示にしたがって適切な対応を取らなければサイトは表示されません。
ウィルスを駆除する、不正な被リンクを取り外す作業をする等を行なって再審査リクエストをしましょう。

サイトや作成コンテンツを素早くインデックスする方法

新しいコンテンツを作成したら、いち早く検索エンジンに知らせる方法です。
クロールされるのを待つのではなくコチラからグーグルさんに「こんなページできたよ」と知らせます。

サイトマップ送信

サイトマップ送信

「クロール」>「サイトマップ」から「サイトマップ追加」を選択して送信します。

参考:サイトマップ自動生成ツール「sitemap.xml Editor
URLを入力するだけでサイトマップファイルを作成してくれます。

Fetch as Googleでインデックス送信

「クロール」>「Fetch as Google」で新しくできたページのファイル名を送信。

最近ではインデックスされるスピードも早くなってきましたが、なかなかインデックスされない、コンテンツを更新したのになかなかクロールされないという場合は使ってみてください。

クロールエラーを確認できる

クロールエラ

サイトエラー

あまりお目にかかりませんが、ココにエラーがあると大変です。
検索エンジンがサイトにアクセスできていない状況です。DNSやサーバーにエラーがあるのでエンジニアに相談してすぐ解決しましょう。

URLエラー

リンクエラー(存在しないページヘの被リンク)又は、URLの変更(ファイル名やディレクトリの変更)が原因で起こります。
エラーが出ているリンクをクリックすると詳細を見られますので、対応後「修正済とする」をクリックしましょう。もし問題が解決されていなければ再度表示されます。

タイトル・ディスクリプションを調整してクリック率を上げましょう

「検索のデザイン」>「HTMLの改善」で下記の内容が見られます。

HTMLの改善。タイトルとディスクリプション

タイトルやディスクリプションの有無・重複・長すぎる・短すぎる等、クリック率に関係する重要なMETA情報の指摘がされています。
こちらはスニペットに関係するものなので、クリック率やアクセス数に大きく影響を与えます。
ページ数の多いサイトではMETA情報の管理が難しいので、ここに表示されたものから優先的に改善すると良いでしょう。

検索クエリから見るSEO対策

「検索トラフィック」>「検索クエリ」で以下のデータが表示されます。
検索クエリ

クエリ数

クエリ数とは検索されたキーワード数を意味します。
多ければ多いほど様々なキーワードで検索エンジンに表示されていることが判ります。
コンテンツマーケティング(ロングテールSEO)を行っていると、クエリ数が増えていきます。

表示回数

検索結果に表示された回数を表します。検索エンジン経由のアクセスを稼いでいく上で重要な指標になります。
キーワードの検索順位が上がったり、またロングテールキーワードが多く表示されるようになったりしてくると、この値も増えていきます。
SEOを施す際、個々のキーワードの順位やアクセス数だけを見るのではなく、表示回数が上がっているかという事に注目しましょう。

クリック数

検索結果がクリックされたサイトに訪問された数を表します。
グーグルアナリティクス(GA)で言う、グーグル検索エンジンからのオーガニック検索と同じポイントになります。
現在GAではグーグルの検索エンジンからはの訪問は(not provided)と表示され、どのようなキーワードで訪問されたかわからない状態になっています。
しかしウェブマスターツールを使えば丸裸になるので、この問題もクリアになります。

掲載順位とCTR

「平均掲載順位」は検索キーワードの期間ごとの掲載順位です。
「CTR」は表示回数に対するクリック数の割合を指します。

検索上位にもかかわらずCTRが低い場合は、キーワードとタイトルの内容が合っていない可能性が高いです。またクリックしたくなるような魅力的なタイトルを付けられていない事も考えられます。
以下参考ですが、自然検索におけるクリック率を表したのもになります。大きく低いものに関してはタイトルやディスクリプションを見なおしてみるとよいでしょう。

自然検索順位 クリック率
1 15.08%
2 10.26%
3 7.32%
4 4.92%
5 4.95%
6 2.21%
7 2.04%
8 2.39%
9 1.45%
10 1.84%

*SEO in Philadelphiaより

*合計して100%にならないのは、表示後どこもクリックせずに2ページ目に写ったり、広告や画像・動画検索に移るユーザーがいるためです。
*ロングテールキーワードにおいてクリック率は高くなる傾向にあります。

分析をする際は「変動率」を見る

「変動率付き」でクエリデータを見ると先月から何%上がったのか?下がったのか?順位は何位上がったのか?下がったのか?を知る事が出来ます。
PDCAを回してサイト改善をしていく上では重要な指標になるので是非確認してみてください。

これらのデータは3ヶ月間しか保存されないので、定期的にデータのダウンロードをすると良いでしょう。

他社サイトからどれくらいリンクされているかわかる。

SEOを考える上で被リンクは重要な指標です。
様々な被リンクチェックツールがありますが、それぞれ独自の指標で解析されています。
グーグルが正式に被リンクを教えてくれるツールはウェブマスターツールだけです。

「検索トラフィック」>「サイトへのリンク」で見ることができます。

近年ペンギンアップデートによるペナルティーの問題が話題になっています。
量から質へと評価のバランスが移ってきている中で、問題がある被リンクによってホームページ自体がペナルティーを受けることがあります。
ですので質の悪いリンクは外した良いという場合があります。

以前外部対策としてリンクを購入していた、不要なサイトからリンクを多くつけていたが外せない・・・という声も多く効きますが、こちらもウェブマスターツールの「リンク否認」でとりはずすことができます。

*被リンクに関しては一見悪質に見えても外すと検索順位が下がる可能性があります。ですので今後の戦略と合わせてしっかり吟味していく必要があります。

*ネガティブSEOによって全く不利なリンクを付けられている事例もあります。定期的に被リンクのデータをダウンロード保存しておけば、急激に順位が下がった時には以前の被リンクと見比べて怪しいリンクが増えていないか確認することが出来ます。

グーグルアナリティクスとの違い

弊社の顧客は少企業のおっちゃん社長多いからかGAとの違いを説明しても、この質問をされる方はGAもよく判ってないパターンが多いです(笑

グーグルアナリティクスは万能の解析ツールとか言われますが、
それは飽くまで「自社のサイトに訪れた方」の行動を解析する上での話です。

つまりサイトに訪れるた後の行動はバッチリ解析できますが、
サイト訪問前のユーザーの動きや意図は全くわからないのです。
もちろん競合や市場やトレンド事情も判りません!こういったデータを分析するにはまた違ったツールが必要になります。

そして、ウェブマスターツールは検索クエリやクリック率からユーザのサイトへの訪問前の行動や意図を読み取ることが出来ます。ここが決定的に違います。

まとめ

ウェブマスターツールを活用するということは
・サイトに重要な問題が発生すると知らせてくれる。
・検索エンジンの表示回数と表示順位がわかる。
・クリック率の分析ができ施策を建てるのに役立つ。
・SEOを行う上で重要な判断を下せる。

まずは登録してみましょう。

ホームページの目標設定は、経営者の腕の見せ所

 

<質問内容>

ホームページを作って、アクセスログを設定しました。
その際、目標ページを設定する項目があったのですが、何を目標ページに設定すればよいでしょうか?
現在、サイト内にある問合せフォームがあるのでフォームの送信完了ページが妥当なのでしょうか。

<回答>

よくあるホームページの目標(例)

ホームページの目標(コンバージョン)には様々なものがあります。

○ 雑貨の通販ホームページ ⇒ 決済金額
○ レストランのホームページ ⇒ 予約回数
○ ダンスレッスンのホームページ ⇒ 体験レッスン申込み数
○ カウンセラーのホームページ ⇒ メルマガ購読者数
○ 工場のホームページ ⇒ 見積もり依頼数
○ メーカーのサポートサイト ⇒ 問題解決回数

等など、よく例に挙がっているかと思います。
実際、この例にならって決める方も多いと思います。

でも、これを適当に決めないでください!!
実は、WEBにおける目標設定こそ、経営者の腕の見せ所。
WEBにおいて効果を出せるかどうかの分かれ道です。

もしも、あなたの商材が高級モーターボートだとしたら

例えば、あなたの商材が高級モーターボートだとして、
ホームページの目標を
「モーターボートを購入し、WEBで決済まで完結すること」
にしたとしても、目標は達成しづらいでしょう。

何故でしょうか。
おそらく一生に何度も購入しないような高額商材。
男のロマンを満たす質感やストーリーが欠かせないのではないでしょうか。

となると、インターネットで情報収集をしても、購入するのは実物を目で見てからという人が圧倒的多数なのではないでしょうか。

では、あなたが高級モーターボートのWEB担当者なら、WEBサイトの目的を何にしたらよいのでしょうか。

最初から「お問合せフォーム」ではなく、
例えば、資料請求や試乗会の募集を、WEBの目標にすれば、やるべきことも明確になります。
その為の施策や演出をWEBで考えることに集中し、販売やクロージングは営業担当者に任せることができます。

WEBの反応装置いろいろ

WEBには色んな反応装置が考えられます。
あなたのビジネスに最も見合う反応装置を選ぶことこそ、経営者の腕の見せ所です。

 

WEB反応装置

 

受注数最大化する反応装置とは

WEBの反応装置を何にするか、またオフラインにどうやってトスを投げるのかは
ROIや受注数を最大化していく上で、鍵となります。
定期的に(例えば数カ月ごとに)見直していくと良いでしょう。

これらの反応装置を複数組み合わせて使うことも効果的です。
反応装置を変えるだけで、WEB経由の受注数が劇的に増えたり、そして減ったりします。

マーケティングで言う所の、バリューチェーンやタッチメディアの考え方ですが
どこまでを、インターネット(オンライン)で行い
どこからを、リアルの世界(オフライン)で行うのか。
そこに経営センスやWEBセンスが光ると思います。
WEB戦略の醍醐味です。

経営者とWEBコンサルタントのマリアージュ

WEB戦略においては、WEBコンサルタントに頼るのも良いでしょう。

経営者とWEBコンサルタントが
1+1 が、2ではなく、
3,4,5となるよう、相乗効果が出るとしたら、
その業界のプロとしての経営者と、
WEBのプロとしてのWEBコンサルが
お互いのセンスを発揮して
強い戦略を実行できる時ではないでしょうか。